2011年7月21日木曜日

自作実験

前に紹介した平木先生の”ゆれび”と風鈴の要素を掛け合わせて目の不自由な人にもLEDを楽しんでもらおうという私の考えがありました。そして、これは実際にやってみるしかない!と思い、平木先生にご協力をお願いした結果、実際に道具などを貸していただけることになったので、作ってみました。
いきなりの相談で、急遽ご協力を頂けたので、こちらで用意しなければならないものが揃わず、ありあわせの材料での実験になってしまったので、不十分なことだらけでしたが、ここで紹介したいと思います。

まず、準備したものは、
・風鈴
・ペットボトル
・ペンチ
・ドライバー
・LED
・LED用変圧器
・導線
などです。
”ゆれび”を作る場合にはこれに、黒画用紙、サランラップ、半透明な紙などがいりますが、今回用意できませんでした。

とりあえず、”ゆれび”の形をつくり、そこに風鈴をつけてみました。
でも実験できたのが昼だということもあり、このように無残な感じになってしまい、デザインもアート性も全くないものになってしまいました。これは、私の準備不足と昼という時間帯の悪さ(部屋は遮光カーテンのない場所だったので暗くできませんでした。)が原因なんですが・・・。

そこで、ちょっとそこらにあった半透明のピンクのプラスチックシートをはりつけてみました。
すると、こんな感じになりました。↓ペットボトルが見えなくなった分少し”ゆれび”っぽくはなりました。
この実験をした時は室内でしたので、扇風機と手動で無理やり風を起こしたのと、風鈴が100均のものであまりいい音と響きはしなかったので残念でした。
でも、目をつぶってこのLEDが何色なのかを想像したり、音と同時にLEDが光っているんだな、と想像するとこれもありかな、と思いました。
実際の”ゆれび”はこの実験で作ったのとは異なり、風に合わせて光がついたり消えたりするので、それも目の不自由な方に説明をした上で楽しんでもらえれば、理想な形だと言えます。
(この日は”ゆれび"独特のアナログで光がついたり消えたりという仕組みさえ時間の都合上作ることができなくて、実際にどんな感じになるのかをデモストレーションできなくて本当に残念です。)

このようにして、”ゆれび”と風鈴(風鈴でなくても、いろんなアナログな楽器など)を組み合わせたものをたくさんつくって、前の記事でも述べたようにこの色はこの音、などと決めて街中やLEDイベント会場などに設置してみたらおもしろいのではないかと思いました。
そうすれば、私の目指す理想のLEDを使ったユニバーサルデザインが実現するのではないかと思います。

みなさんは私のこのアイディア、どのように思われますか?

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